パイソン伝説は永遠に

アロハ!ホノルルも間もなく雨期が終わり、本格的な観光シーズンになりました。2019年のGWシーズンは10連休に絡む航空券の高騰で、ハワイ旅行への敷居が高くなる話を聞きますが、弊社の料金は平常通りですので、どうぞ、ご安心ください!

さて、先日、コルト・オリジナルのパイソン(4インチ)ステンレス・モデルが届きましたので、紹介させて頂きます。

ご周知の様に、パイソンは既に21世紀の初めにはコルト社による製造が中止されたので、程度によっては日本円で1丁50万円を超え、パーツの供給問題もあって、全米でもパイソンがレンタルで撃てる箇所も激減しております。

80年代に製造されたこの新品同様のパイソンは、リボルバーのロールス・ロイスと詠われるだけ、陽炎を防止する美しいベンチレーテッド・リブを始め、ハンマー、トリガーの形状に至るまで、当時の職人が仕上げた綺麗なラインを今に見ることが出来ます。

この時代の銃は銃器職人による手仕上げが不可欠とされ、2019年ラスベガス・ショットショーで発表された同社のキング・コブラの仕上げを見てもその意味が分かりました。興味のある方は、是非、コルト最後の芸術作品を、是非、ご堪能下さい。

また、パイソンの弱点であった、角ばったグリップもコルトのカスタムショップにより、交換されています。

弊社では、基本的に.357Magリボルバーは全て、.38Splでの射撃となります。特に当時のパイソンやM19等のKフレーム銃は.357Magの射撃は一時的に使用は出来ますが、ヨークやシリンダーロッドの強度が不十分で故障(変形)し易い現実があります。

また、.357Magは発射時のプレッシャーも大きくシリンダー・ギャップからの発射ガスで周りのシューターにも負担を与えます。実弾射撃ツアーは、銃を大切に扱うことも意外にも、周りのシューターへの配慮も欠かせないのです。

レンタル料も、他の銃より少し高価になりますが、ハワイでリボルバー最高峰の精度を誇るパイソンの伝説を是非、ご体験下さい。

ハワイの青い海と空の下でお待ちしています。